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新潮文庫 桐野夏生 新潮社発行年月：2010年05月01日 予約締切日：2010年04月24日 ページ数：372p サイズ：文庫 ISBN：9784101306360 桐野夏生（キリノナツオ）1951（昭和26）年、金沢市生れ。成蹊大学卒。’93（平成5）年、『顔に降りかかる雨』で、江戸川乱歩賞を受賞する。’97年に発表した『OUT』は社会現象を巻き起こし、同年、日本推理作家協会賞を受賞。’99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、’04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、’05年『魂萌え！』で婦人公論文芸賞を受賞した。’08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、’09年『女神記』で紫式部文学賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりの女には違いない。求められ争われ、清子は女王の悦びに震えるー。東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世紀。谷崎潤一郎賞受賞作。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 文庫 小説・エッセイ 文庫 人文・思想・社会